みなさん、こんにちは。食品経営支援協議会(FMSC)講師の中小企業診断士 屋代 勝幸です。
みなさんの会社では採用活動、うまくいっていますか?コンサル先の会社に出向いていると、採用活動が上手くいっているなと感じる会社に共通していることがあります。今日はそんなお話です。
「採用活動していますか?」と聞くと、「募集をしていますが・・・。」と歯切れの悪い回答をいただく事があります。そうした会社の多くが、採用は社長一人、もしくは、人事担当に任せきりになっていることがあります。つまり、社員が会社で社員募集をしていることを知らないのです。
そんな会社に面談に候補者が来たとします。候補者は、社員に声をかけ取次を依頼するも、売込みのセールスマンと勘違いされ、そっけない返事。一気にテンションが下がりました。それだけならまだしも、入社を考えている会社に???はてなマークを抱いてしまいました。
では、どうしたらいいでしょうか?
採用活動を全社の活動に昇華することです。
会社を挙げて、新しい仲間を迎え入れましょう。採用していることを、パート・アルバイトを含む全社員に伝えましょう。面接のスケジュールを社員に共有しましょう。
来社した候補者は、「こんにちは、○○さんですね。今日は面接にお越しいただきありがとうございます。お待ちしておりました。」と多くの社員に笑顔で声をかけられ、自分の名前が書いてあるウエルカムボードに目を遣り、この会社で働きたいなという気持ちで面接に臨んでいきました。
こうした取り組みで、企業の採用力は各段に高まります。
一般社団法人食品経営支援協議会では、このような経営のお悩みの解決につながるコンサルティングが可能です。お気軽にご相談ください。
執 筆 者
屋代 勝幸
一般社団法人食品経営支援協議会 講師
中小企業診断士 / 経営革新等認定支援機関 / 健康経営エキスパートアドバイザー / 第一種衛生管理者 / 包装管理士
食品メーカーに17年勤務し、外資系消費財メーカーで人事総務に従事するなど幅広い業務に従事。自治体での地域コンサルティングの他、経営革新計画、健康経営推進支援コンサルティングを行う。
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