みなさんこんにちは。食品経営支援協議会(FMSC)講師のファイナンシャル・プランナー 吉岡 雅樹です。
先日書店において、とあるアンケートの本がありました「老後の後悔アンケート」です。その中で、40代の生活を振り返って、後悔していることは、
「健康編」1位 運動不足
「夫婦関係編」1位 子育てを任せきりだった
「生きがい編」1位 家族との時間をもっとつくれば良かった
「親子関係編」1位 もっと親の顔を見に行くべきたった
と先人達の後悔のアンケート結果を目の当たりにしました。実は、私も40代なのでが、このアンケート結果には驚きです。全ての項目の1位を今やっている実感があるからです。
老後2,000万円問題もありますが、家族との後悔の問題も大事なことだと思います。この結果にこころあたりのある方は、是非、今の生活を見直してみて下さい。
さて、人生の中で避けては通れない道が「親子の相続」となります。
誰でもみんな喪主になる可能性がありますが、葬儀のしきたりや慣習についての知識は、学校でも教えてくれないし、親が伝える機会もそうありません。
昨今では、争う族と書いて「争族」と揶揄されることがありますが、実際に相続ではなく「争族」の方が多いとも私自身も感じています。その相続ですが、知らないことが多くあります。葬儀の進め方から遺産の分配、親の仲良かった友達等です。また、親の意思の確認として、
・病名や余命の告知の有無
・延命治療の有無
・葬儀についてどうしたいか
・残っている家族に伝えたいこと等
遺言書では伝えられないことがいっぱいあります。
昔話をしに親の顔を見に行って下さい。そして、残された家族に伝えたい事を聞いてみて下さい。それが「争族」にならない一番の方法です。
一般社団法人食品経営支援協議会では、このような経営のお悩みの解決につながるコンサルティングが可能です。お気軽にご相談ください。
執 筆 者
吉岡 雅樹
一般社団法人食品経営支援協議会 講師
中小企業診断士 / 経営革新等認定支援機関 / 1級ファイナンシャルプランナー / 宅地建物取引士
飲食店で7年の調理及びマネジメントに従事。会計事務所で20年、財務戦略、金融対策支援、相続支援業務に携わる。自治体でのマッチングクリエイターとしての支援も行っている。
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