本日は沼博之講師より、手指の中でも、病原微生物に汚染されやすい箇所と、重点的に行うべき手洗いのポイントについて、実際の手洗いの様子と合わせて解説します。

 

みなさん、こんにちは。食品経営支援協議会(FMSC)講師の沼博之です。

手洗いは非常に重要です。人は、食中毒を起こしうる病原微生物を、症状がなくとも保菌している可能性があります。そういった方を「健康保菌者」、いわゆる「不顕性感染者」と呼びます。
不顕性感染者の方が、いろんな箇所を触り、また、そこを別の方が手で触れると、手に病原微生物がうつってしまいます。
感染を広げないためにも、しっかりと病原微生物を洗い流す、そのためにも、適切な手洗いを行っていきましょう。

今回の動画では、実際に重点的に洗うべき箇所と、その洗い方を解説しています。また、手で触れることが必要な蛇口の衛生についても解説しました。
是非こちらの動画を参考に、日々の手洗いでも、病原微生物を洗い流すことを念頭において、手洗いを行ってみてください。

一般社団法人食品経営支援協議会では、食品衛生に関連するご支援のみでなく、経営課題解決に向けたご支援もおこなっています。お気軽にご相談ください。
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執筆者

講師:沼

沼  博 之
一般社団法人 食品経営支援協議会 理事
JHTC認定 HACCPリードインストラクター・上級HACCPコーディネーター・中級食品表示診断士・ASIAGAP指導員

食品業界(量販店、卸問屋、食品メーカー)の川上から川下まで経験し、販売・営業に31年間携わる。食品メーカー在籍中にはISO22000の食品安全チームリーダーを務め、HACCP構築のための社内外の指導教育、セミナー講師として活動。特に受講者の目線に立ったわかりやすい指導には定評がある。上記資格以外にも食の6次産業化プロデューサー・プロレベル4、JGAP審査員研修終了認定者、日本オーガニック検査員協会講習終了認定者でもあり、現在も活動領域拡大中。

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