食品経営支援協議会では、事業者の経営のお悩みの解決に向け、様々な角度からコンサルティングを行っております。末原理事による、台湾での事業者支援の様子をご紹介します!

みなさん、こんにちは。食品経営支援協議会(FMSC)理事の末原 逸雄です。

私は現在ほぼ毎月、台湾の台北に出張し、食料品を扱っている小売店への支援を行っています。

昔から親日国である台湾と何らかの仕事をしたいと思っておりましたが、ご縁あって依頼をいただき継続支援に至っています。まさに「念ずれば通ず」とはこのことです。

台湾でも、消費者の食に対する意識は高いものがあります。

支援先の一つである、とあるスーパーでは、「安全安心」をモットーに、有機野菜無添加食品の販売・冷凍魚・冷凍肉等の販売をしています。日本での長年に渡る食流通現場経験、管理職経験を活かし、「従業員の接客指導」「店舗運営」「商品陳列」「販売促進」「マーチャンダイジング」等々を支援しています。

 

この店舗においては、近隣に多くの競合店があり、オーナーは「差別化」が最大の課題と考えています。

そこで、地場小売店の台湾式陳列やマーチャンダイジングを見極めながら、日本式のアプローチをアドバイスし、合意形成を目指しています。

”異なる視点の提供が一番ありがたい” とオーナーや店長には言っていただきます。時には ”口角泡を飛ばしながら” 議論をしています。

現在は台湾で日本のやり方の指導をしていますが、今後は逆に、台湾での工夫された陳列方法・商品政策等を、日本でのコンサルティングに活かしていきたいと思っています。特に彼らの商売にかける意気込みと創意工夫は、見習うべき点が多々あります。「これは日本でも参考になる!活用できる!」と思う局面がたくさん有ります。

「日本」と「台湾」。双方向での支援が、更なる両国の親善と経済交流の一部になっていくことを願い、今後も支援にあたります。

執筆者

末 原 逸 雄
一般社団法人 食品経営支援協議会 理事
40年間流通業に携わり、大手量販店の店長、販売部長、バイヤー、商品部長、スーパーバイザー部長、販促部長、営業部門もすべて経験。現在は食の6次化プロデューサー、6次化プランナー、JGAP指導員として、全国各地の農産物、水産物のマーケティングブランディング、販路拡大に従事している。

 

食品経営支援協議会では、経営のお悩みの解決につながるコンサルティングが可能です。お気軽にご相談ください。お問い合わせはこちらから

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