食品経営支援協議会の専門家によるコラム番外編。11月13日、11月19日に行われる食品衛生基礎セミナーのご紹介です!

 

みなさん、こんにちは。食品経営支援協議会(FMSC)理事の秋島一雄です。
まだまだ巷では認知度が低いですが、平成306月の食品衛生法改正で「HACCP(ハサップ)」に沿った衛生管理の制度化が決定しました。当支援協議会でもこの認知度普及に向けて、食品衛生基礎セミナーを無料で実施いたします。
今回は、セミナーでお話させていただく内容を、ほんの一部ですがご紹介します。

食品衛生法改正で、原則すべての食品取扱事業者HACCPに沿った衛生管理が求められています。それは個人商店や、1店舗のみで経営されている飲食店でも例外ではありません。ですがHACCPと一言で言っても、どういった対応をすればよいか、悩まれる事業者様も多いことでしょう。
衛生管理の基準は「基準A」「基準B」に分かれています。まず、ご自身の経営されている事業が、どちらに当てはまるかご存知でしょうか。

判断する方法は簡単です。HACCPの対象範囲と衛生基準は、事業形態や規模ごとに決まっています。基本は基準Aですが、従業員数50名以下の小規模事業者は例外的に基準Bでの衛生管理をおこなうことになっています。
ただし、基準がAでもBでも管理すべきことは、①計画作成 ②実施 ③記録の管理・保存、この3つでそれを通じ衛生管理を「見える化」することです。

今回のセミナーでは、下記のような表で解説をします。

基準B、つまり、従業員数50名以下の小規模事業者の衛生管理の基準は「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理」を行うことです。厚生省のHP内の業界団体が作成する手引書に基づき、簡略化されたアプローチによる衛生管理を行うことができます。
計画策定が必要な導入期は、これまで行っていない分の手間が生じるかもしれませんが、万が一、食中毒が発生してしまった場合、そのインパクトは営業的にも収益的にも甚大なものになってしまいます。
食中毒は、予防こそが最大の対策になります。そこで、まずは手引書を確認しながら自店の現状把握を行うことが第一歩です。そしてそれらの管理を効果的に実施するための、ルール作り従業員教育が必要です。
セミナーではより詳しく解説いたします。お申込みをお待ちしております。

食品衛生基礎セミナー 〜知っていますか?飲食店の衛生管理、はじめの一歩〜

日 程 2019年11月13日(水)、11月19日(火)(両日同内容)
時 間 14:30~15:30(16:00まで個別相談対応いたします)
場 所 第1オカモトヤビル4階会議室
(東京都港区虎ノ門1丁目1-24(地下鉄銀座線虎ノ門駅下車8番出口出てすぐ)
対 象 食品関連事業者の方 ~飲食店・食品製造・販売等~
定 員 12名(両日・先着順)
費 用 無 料

申込みはこちらから

 

執 筆 者

秋島 一雄
一般社団法人 食品経営支援協議会 代表理事
中小企業診断士  / 東京商工会議所中小企業相談センターコーディネーター  / HACCP コーディネーター / 産業能率大学兼任講師

総合商社の営業マンから経営コンサルタントとして独立。中小企業専門のコンサルタントとして、東京商工会議所を含め公的機関にて年間200件以上の経営支援実績がある。また販路開拓・マネジメント・海外展開・創業塾等の研修・セミナーの講師も務め、その現場感覚のある指導でリピーターも多い。

 

★食品経営支援協議会では、経営のお悩みの解決につながるコンサルティングが可能です。お気軽にご相談ください。お問い合わせはこちらから
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