みなさんこんにちは。食品経営支援協議会(FMSC)講師の中小企業診断士 吉岡 雅樹です。
自社において、「お客さんが利用してくれる理由はこれだ!」といった明確なものを提供していますか?
他の競合他社と比べて明らかにここが自社の「強み」として、「お客様」を結びつけているものがありますか?
ここ最近においては、景気が良くなったといった声を聞きますが、経営環境は厳しい状況だと思います。売れない時代には、売れるための「マーケティング戦略」が極めて重要となるのです。
「マーケティング戦略」と言っても難しく考える必要はありません。
直訳すると、お客様が欲しい「うれしい」を売りましょう!なんです。
お客様は、「うれしい」を買っているのです。
競合他社の商品・サービスと比べた時に、自社を選んでくれているのは、自社の商品・サービスの方が「うれしい」があったからなのです。
私が一番にみなさんに伝えたいことは、「うれしいを実感している場面を考えましょう!」なんです。
お客様が、その場で購入した商品やサービスを味わうことが出来れば、その場で「うれしい」を実感できます。ですが、お客様が購入した商品やサービスを味わう事が出来るのが、購入した後であった場合は、商品やサービスを提供したお店はそのお客様の顔を見る事が出来ません。
なので、商品、サービスの利用場面(うれしいを実感できる場面)を考えてみることが大事なのです。
もし、それがわからないときは、お客様に聞いてみるのが最善策です。
「お客様がうれしいとき」を知っているのは、当然のことながら「お客様」ですから。
自社を選んでもらうためには、お客様が商品・サービスの「うれしい」を感じる場面を考えたものを提供する!まずはそれを意識しましょう。お客様が競合他社と悩んだときに、自社の方の商品・サービスにおける「うれしい」が大きければ、きっと選んでもらえるお店になります。
一般社団法人食品経営支援協議会では、このような経営のお悩みの解決につながるコンサルティングが可能です。お気軽にご相談ください。
執 筆 者
吉岡 雅樹
一般社団法人食品経営支援協議会 講師
中小企業診断士 / 経営革新等認定支援機関 / 1級ファイナンシャルプランナー / 宅地建物取引士
飲食店で7年の調理及びマネジメントに従事。会計事務所で20年、財務戦略、金融対策支援、相続支援業務に携わる。自治体でのマッチングクリエイターとしての支援も行っている。
★参加募集中! >> HACCPコーディネーター養成ワークショップ