食品経営支援協議会の専門家によるコラム。今回は、中小企業診断士の屋代 勝幸 FMSC講師により、補助金の活用についてお届けします!

 

みなさん、こんにちは。FMSC講師のHACCPコーディネーター、中小企業診断士の屋代勝幸です。

前回のコラムでは、小規模事業者持続化補助金の概要と対象となる申請への準備や書き方のポイントについて説明しました。どのようなことを書けばいいかがイメージできたのではないかと思います。
今回は、「小規模事業者持続化補助金」の事業計画書に書くべきポイント「自社の強み」について、お伝えします。

補助金は、国が皆さんの事業に行う「投資」と考えてください。お金を出してもらう投資家には、自身の計画が魅力的であること「強み」を示す必要があります。
よく事業者の方から話を聞くと、「魅力?うちなんか、規模も小さいし、いいところなんて考えたこともない。」とおっしゃる方がいます。果たしてそうでしょうか?よく聴くと、「数十年同じところでやってきている」「TVで昔取り上げられたことがある」「この地域で、これを作るのはほかにない」などなど、実はたくさんあったりします。

これらは立派な「強み」になります。同業他社と違っている点はないでしょうか?取引先やお客様から言われたこと、褒められたことはないでしょうか?なぜ、取引、購入していただいているかとい目線で見ると見つかることがあります。
まずは思いつくままに、付箋に書き出してみましょう。書き出す付箋は多ければ多いほどいいのです。次に集まった付箋を、ホワイトボードや模造紙に貼り、同じような意味同士でグループわけをしてみましょう。さらにそのグループに見出しをつけてみるとより強みがイメージしやすくなります。
この自社の「強み」という資源を活かして、どのように販売促進をし、それについてどのようなものが必要か考えましょう。

次回以降も、このほかの書くべきポイントをひきつづきお伝えします。お楽しみに。
もっと詳しく聞いてみたい、書き方をサポートして欲しいという方は、下記フォームからぜひお問合せ下さい。

一般社団法人食品経営支援協議会では、補助金申請の支援ふくめ、経営のお悩みの解決につながるコンサルティングが可能です。お気軽にご相談ください。
https://fmsc.or.jp/contact/

執 筆 者

屋代 勝幸
一般社団法人食品経営支援協議会 講師
中小企業診断士  / 経営革新等認定支援機関  / 健康経営エキスパートアドバイザー  / 第一種衛生管理者 / 包装管理士

食品メーカーに17年勤務し、外資系消費財メーカーで人事総務に従事するなど幅広い業務に従事。自治体での地域コンサルティングの他、経営革新計画、健康経営推進支援コンサルティングを行う。

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